総合病院の敷地内に建つ、病院職員の子どもが通う保育所と、病児・病後児のための保育所の機能を併せ持つ施設である。敷地内の病院建物と調和を図るため、外観は落ち着きのあるグレー色を選んだ。高さを抑え、軒の出を深くした屋根により、環境負荷を和らげ利用者を優しく迎え入れる雰囲気づくりを行なっている。内装や家具には木材をふんだんに使用し、屋根形状を活かした勾配天井の保育室とあいまって、開放的で温かみを感じさせる空間となった。
協同設計:梓設計
用途 保育所
延床面積 190㎡
構造 木造
階数 地上1階